初めて気象観測をするときのコツを丁寧に解説します

まずは気象観測とは何のことなのかをご説明します

気象とは大気中で起こる様々な現象のことです。それを日々観測するのが気象観測です。一定の時間間隔で同じ条件の下でデータを取り続けていくことで、その地点の気象の特徴を知ることができます。気象を観測する際に主要な要素をいくつか挙げます。大気の温度である気温、大気中の水分量を表す湿度、風の吹いてくる向きを表す風向、風の強さを表す風速、そして大気の示す圧力の気圧です。雲量(空において雲の占める割合)からは天気を判定します。それから雨や雪が降れば、その時点での天気は雨か雪です。これらの要素について定点(決まった場所)で、定時(決まった時間)に観測を行います。科学的なデータとして種々の条件をそろえ、同じ条件で測定します。適当な時間に思い付きで観測して得たデータは客観的な科学的に信頼に足るデータとはいえません。したがって誰からも納得してもらえる記録となるように条件をそろえる必要があります。

気象の観測の方法についての説明

気象のそれぞれの要素の観測方法を説明します。気温については様々な温度計や観測装置があります。共通するのは日陰でほぼ1.5mの高さで測定する点です。これはちょうど大人の目の高さを想定しています。したがって、屋外において日陰で風を遮るものが周囲にない場所で測定します。百葉箱などを置きその中に観測装置を置いて観測するとなおよいです。湿度は湿度計や乾湿計を用いて求めます。こちらも温度計と測定場所は同じです。風向や風速についてはつねに変動しますから、ある時間を決めてその変化を観察し記録します。風速は平均風速で表します。風向についてはある時間にもっとも風が吹いてきた向きを16方位で表して風向とします。気圧は気圧計で、これも日陰で測定します。直射日光に装置をあてると正確な気圧が求められません。以上のような要素についてあらかじめ準備した記録表(日々別になっているものが望ましい)に記録していくようにします。

気象観測をまとめる方法について

気象観測を行って、日々のデータが蓄積してきたら、パソコンなどにデータを打ち込んで見やすいように整理します。場合によっては表計算ソフトなどを利用してデータを入力し、見やすい折れ線グラフなどにします。また、適当な見出し番号などをつけて、必要な過去のデータを見つけ出せるようにしたり、比較できるように整理したりします。このようにデータを整理して保存しておくことは気象観測において最も大切な作業のひとつになります。その理由は、過去のデータからその地点での気象の特徴を知ることができるからです。それだけでなく、同様の方法で観測した他の地点と気象データを比較でき、観測している地点の特徴がよりはっきり捉えられるようになります。継続すればその地点での気象を季節ごとに予測したり、農業や他の産業で利用したりすることができるようになります。

長時間の雨量の計測には、転倒ます型雨量計が適しています。 風は、大規模な大気の活動を知るうえで重要な要素です。 気象観測のデータを、パソコンやスマートフォンで確認が出来るので遠隔地でも使用出来ます。 土壌水分計は、土の中に含まれる水分量を計測できます。 個人向けの気象観測グッズはアウトドアだけでなく、農場の管理など自然が相手となる場で活躍しています。 気象観測機器のご購入はこちらをチェック!